今回はセキスイハイムで二世帯住宅を建てた人の実例をご紹介します。
セキスイハイムは大手ハウスメーカーで有名な会社。
二世帯住宅の建設にも力を入れているので、安心して二世帯住宅の相談ができるハウスメーカーです。
木造と鉄骨、どちらでも建てられるハウスメーカーなので見積もりの金額は幅広く出るようなので、
建てるとしたらどちらの構造で家を建てるか?
予算や好みを営業さんに相談して決めてから見積もりをお願いしたほうがよさそうですね。
セキスイハイムのユニット工法は間取りが自由に作れて二世帯住宅向き?
セキスイハイムの家の工法はユニット工法という工場で作られた建物を現地へ運んで組み立てる建て方。
柱や壁を極力少なく強度の高い作りができるということがウリで
将来的な間取りの変更がしやすい
というのが特徴。
ということは、二世帯住宅を建ててから将来的に家族構成が変わった時に間取りが変えやすいということですよね!
そんな特徴もあるセキスイハイムで二世帯住宅を実際に建てた人の実例を紹介します
40代でセキスイハイムで家を建てた人の実例
43歳、会社員 家族構成:夫婦、子供2人母親の計5人 世帯年収:約850万円
良かった点
二世帯を1つの建屋とするため、それぞれの(2つ)建屋として建築する場合と比較して、費用はかなり割安になりました。
また建屋以外の敷地の活用(駐車場等)においても柔軟性は高くなると思って二世帯住宅を建てました。
1階が母親世帯、2階が私の子世帯家族であり、お互い何かトラブル(母親の病気や食事の提供、出勤前の子供(保育園の頃)の突然の発熱等々)が発生した時、屋外に出ないでも直ぐに対応出来る事が楽で良かった点です。
悪かった点
建屋内は二世帯であるが、公共料金(水道光熱費)は一世帯としており、基本料金は安くりましたが
しかし負担割合についてはそれぞれの考え方があり、揉め事の元になるのは少し後悔した点です。
また共有設備(玄関下駄箱、風呂、客間)もあり、使用スペース、順番、メンテナンス費用に関しても上記と同様、揉める可能性が有ります。
また母親死後の相続において、建築費用の母親負担分の不動産名義が残っている場合、名義変更の折、兄弟姉妹とのトラブルにならないためにも対策を考えておく必要があるのは懸念材料です。
母親が使用していたエリアを切り離して売却したり、貸したりする事は出来ない家の造りなので
現金で遺産相続分を貯めておいたり対策を考えなければならないのが兄弟、親族のいる家の二世帯住宅の大変なところですね。
建坪:32.7坪 建物価格:約3700万円
完成後坪単価は約113万円
やはり大手ハウスメーカーの二世帯住宅は坪単価100万円超えるところが多いようです。
この方の二世帯住宅は部分共有型の二世帯住宅を建てて
母親との同居で暮らしているそうです。
部分共有のメリットである、子育てのしやすさには満足している反面、
部分共有で住んでいる人ならではのデメリットの
相続の心配は後悔している点にかなり挙げられていました。
確かに、相続の際に親の財産を財産分与するとなった場合
一緒に住んでいる家の一部が相続対象になってしまうとかなりめんどくさい部分ですよね。
我が家もこの相続時の親の持ち分というのはこの方と一緒で当てはまることで
もしも母親が亡くなってしまった場合、土地は母の名義なので、相続対象の人に土地代分を路線価に基づいて現金分を相続対象人に渡さないときちんとした相続ができなくなってしまうのです。。。
こういったことも考えて、親族同士で揉め事が起こらないような二世帯住宅を建てる土地や建物の名義は考えておいた方が良さそうですね。
30代でセキスイハイムの二世帯住宅を建てた人の価格・実例
年齢:31歳
職業:会社員
家族構成:私、夫、義母、義弟
世帯年収:私+夫=1000万円(義母は扶養)
良かった点
夫の実家を建て直したので、土地代がかからないのは、その分建物本体代に費用をかけられるので良かった。
水回りを完全に分けた
わたしたち子世帯はガスコンロで、義母は安全面を考えてIHにしたこと
建物を大きくした分、庭がないので屋上にバルコニーを作った
4人の家族が車に乗るので、家の前は全面駐車場にすることで4台車が停められるようにした
自分たちの知り合いなどが来ることが多いため、インターホンは3階しか鳴らないようにし、子機を2階に置いていることで、義母に気を遣わせることもなくなった
義母・義弟と私たちで下駄箱を分けた
義弟が子供部屋を使っているので、友達が来ること考えて各フロアにトイレを作った
悪かった点
水回りは別にしたが、玄関が一つしか作れなかったこと(気を遣う)
義母のフロアは1階、わたしたちが2階3階だけど、勝手に2階に上がってくることがあるのでプライバシーがない
1階のにおいは上にくるので、義母の生活臭(料理や香水など)が2階に上がってくる(ドアをつければよかった)
光熱費の請求を分ければよかった
この方の二世帯住宅の価格は
建坪56坪で4600万円
完成後坪単価は約82万円
玄関以外を完全分離型の二世帯住宅にしているので
標準的な金額なのではないのでしょうか。
やはり光熱費を分ける分けない、というのは日々の生活の中でひしひしと感じてくる部分なのでしょう。
建てる前に考えた方がいい光熱費の分け方が別の記事でも詳しく書いたので
ぜひ参考にしてみてくださいね!!
あとはこの方が悪かった点で挙げていた
匂いの問題。
我が家でもそうなのですが、1階の料理や家の匂いはどうしても上の階に上がってきてしまいます。
我が家は、階段を上がったところに扉をつけたので、その扉が2階リビングへの匂いの侵入をかなり防いでくれているのですが、この方の家のように扉などをつけないと匂いはかなり気になるでしょう。
扉代は数万円で済む話なので、意外と気になるので絶対に設置をおすすめしたいところです!
ぜひ参考にしてみてくださいね!