二世帯住宅は完全分離型・共有型?上下左右どう分けるのが正解なのか

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さぁ二世帯住宅を建てて新しい家で親・義理の親と同居をしよう

となったところで、どう建てるか頭の中で具体的にイメージできますか?

  1. 上下で建物を分ける?
  2. 左右で建物を分ける?
  3. どっちが1階に住む?
  4. 完全分離型の間取りにする?
  5. オープンに行き来できる共有型にする?
  6. 同居とは言ってもプライベートは分けられるように玄関だけ共有型にする?

二世帯住宅を建てるといっても、
親世帯・子世帯の住居スペースをどういう風に区切るかで
一緒に住む人同士の距離が全然変わってきます。

二世帯住宅を建てると決めて、最初に決めるのが間取りだと思います。
家の広さと間取りを決めないと、建物本体代の見積もりが出せずいくらかかるか金額が分からないので
住宅メーカーの営業マンと会って最初に話すことの一つは住まいに関する要望です。

目次

完全分離型の二世帯住宅とは?

完全分離型の二世帯住宅というのは

  • お風呂
  • 洗面所
  • キッチン
  • トイレ
  • 玄関

など主要設備は2世帯分設置して
家の中のドアで親世帯・子世帯のそれぞれのエリアへ行き来するような二世帯住宅のことをいいます。

我が家の場合は、玄関だけ共有スペースで
水周りなどはすべて2世帯分設置しているので
完全分離とは厳密には言わないけれど、ほとんどの時間をお互いが独立した生活をしています。

玄関を2つにするといっても、

  1. 外階段を設置して1階と2階にそれぞれ玄関をつけるのか?
  2. 玄関を隣同士に設置するか?
  3. 手前と奥というふうな別々の場所に玄関をつけるのか?

土地の形や立地条件で玄関の位置1つ変えると間取りが大きく変わってくるし
玄関が2つあることで場合によっては税金が安くなる場合もあったりとメリットなんかもあったりします。

親世帯・子世帯の生活リズムって違う場合が多いので
いくら気の合う間柄でも、共有スペースが多ければ多いほどどうしても気を遣う場面は多くなるのが現実です。
そう考えたら、最初から全部2つずつ設備を付けて完全分離にしよう!
という結論になると、今度は予算との相談になってくるのです。

2軒分の家の設備を付けるとなると、単純に2倍とまではいかないけれど、それなりの費用がかかることになります。
水周り一式だけでも、グレードによって価格は違ってきますが

200~300万円は最低でも普通の注文住宅の値段より高くかかる

ということを頭に入れておかなければいけません。

でも、もしも少しでも二世帯住宅で親世帯と暮らすことに不安を持っているとしたら
妥協せずに完全分離のお家を建てることをオススメします!


私は義理の親に

お風呂くらい共有にすればユニットバス代が半分で済むんだから共同にしましょうよ。

と言われたのですが、断固拒否をしてそれぞれにつけてもらいました。

住み始めてから、


やっぱり気を遣わなくていいから別々でよかったかもね

と義理の親から言われて
自分の気持ちを押し殺さずに意見を言って取り入れてもらえてよかったなと思って住んでいます。

こういった些細で言いづらいやりとりは、契約をしたハウスメーカーの営業さんを間に挟むというのもアリだと思います!!

間接的に言ってもらえるだけでかなり話がスムーズになったりするので

そういった話が気楽にできる営業マンに出会うことも、家作りを円滑に進めるコツだったりします。

共有型・一部共有型の二世帯住宅とは?

共有型と言われる二世帯住宅は

家の行き来がしやすい場所にキッチンやお風呂、トイレなどの親世帯も子世帯も同居する全ての人が使う共有スペースを設けて、

プライベートな空間は居室だけにしたりするパターンの二世帯住宅です。

土地が狭くて十分なスペースを確保できない場合の家作りの人や、

一緒に住む両親ととっても仲が良い場合などにはこのタイプを選ぶ人が多いのではないでしょうか。

共有型の二世帯住宅を建てれば、確かに建築費用は安く抑えられるメリットはありますが

キッチンの共有やお風呂、トイレの共有がどこまで許容範囲なのか?

住む人の感覚が一致していないと後々後悔する原因になるのかもしれませんね。

共有型にするにしても完全分離にするにしても、

1つ屋根の下での同居で避けて通れないのは音の問題です。

音の問題を最小限に抑えるには左右分離型の住宅が一番効果的ですが、

親世帯も階段移動がある家には住みたくない

など住み心地を考えると、1階に親世帯で2階に子世帯という選択肢になったりと

間取りだけでもこんなに悩ましいのです。。。

どう二世帯住宅を建てるのかも重要なのですが、

実際の建設予定地の土地の形によっても、建てられる家の大きさは形が変わってきます。

迷ったら色々な場所で相談をして理想の家を見つけられるといいですね。

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