我が家は築50年の実家を建て替えて二世帯住宅を建てて住み始めました。
なぜ二世帯住宅を建てて三世代同居をするのか?
メリット・デメリットを色々模索しながら将来のマイホーム計画を立てている方は多いかと思います。
我が家の場合の二世帯住宅を建てた理由などをまとめてみました。
なぜ二世帯住宅での義理の親との同居を選択したのか?

結婚・子供という人生の大きな転機のあと、義理の親との同居をしようと決心したのですが
結果として、子供が小さいうちに決断して家を建ててよかったなと思っています。
結婚して賃貸マンションに家族で住んでいたのですが
実家では母1人で暮らしているので
仕事もしていて元気とはいえど、少々心配でたまに顔を見に帰っていました。
たまの休日に実家に行く予定で1日が終わってしまうというのが
たまになので仕方はないのですがやはりこの先ずっととなると少々面倒に思えてくるもの。
そしてもしもこの先介護が始まったとしたらもっと実家に変える頻度が増えるかもしれない。。。
それも将来的な悩みの種でした。
実家も築50年近くになる建物で、あちこち修繕が必要な時期にさしかかっていて
それは母にとっては頭の痛い悩みでした。
ガス屋さんには「ガス管もかなり古いので交換したほうがいい」
と言われて80万円くらいはかかるといわれていたり
水道管も錆びが進んでいて、朝起きて蛇口をひねると赤錆が出始めたり・・・・・
これも交換するのに50万円かかるといわれたり・・・・・
そんななか、消費税や住宅ローンのニュースや話題を聞くたびに
将来家を持つなら早いほうがいいな
と考えたのがきっかけでした。
二世帯住宅を早い時期に建てるメリット
結婚をして早い時期に二世帯住宅を建てるとなると、いくら親からの資金捻出があったとしても何千万円もの金額を一括現金で新居を建築する人はなかなかいないもの。
住宅ローンも、40代半ばの自分が借りるとなると35年のフルローンを組むと
完済年齢は最大の80歳になってしまいます。
年齢が上がってローンの完済年齢を考慮すると35年の完済ではできなくなってしまうと、
借り入れ金額も減ってしまうし、返済額も高くなってしまうので
ローン開始年齢が遅くなればなるほど、その分頭金がたくさん必要になってきたり
予算を低くして家を建てなければいけなくなってしまうので
理想の家を建てることがより難しくなってきてしまいます。
ただ、実家の土地に建て替えをするので、土地代が必要なく、建物代だけのローンでいいというのは大きなメリットでした。
我が家は家族で話し合って
賃貸マンションの契約更新の時期までに
実家を建て替えて、母と一緒に住む二世帯住宅を建てよう
ということになったのです。
母が元気なうちから一緒に住んでいれば
母が孫と一緒に過ごせる時間も増えて
子世帯側としては育児が少しは軽減されるし
もし介護が必要になっても、一緒に住んでいると
そばにいられるので効率がいいと考えたからです。
一番は、夫・妻・母と一緒に住む予定の家族がたくさん話をして
「この人となら二世帯住宅でも一緒に住めるかな」
と納得して建設することができたのが成功している理由なのかなと思います。
見積もりをお願いしたり
ハウスメーカーを決めて間取りなどの細かいことを決めていくときには
母「お風呂が1つでいい。私は朝にパパッと入るだけだから」
妻「いつでもお互いが気兼ねなく入れるように2つそれぞれにあったほうがいい」
っと意見が対立することはあったのですが
住宅メーカーの営業さんが間に入って話をしてくれたというのもあって
ケンカすることなく今に至っています。
土日に実家に出向くという用事が減ったことで、
家族だけで出かける用事も入れやすくなったし
二世帯住宅は悪いことばかりではないなと思って過ごしています。
二世帯住宅に住むデメリット
二世帯住宅に住むデメリットというと
やはり、
義理の関係の親子が一緒に住んだことによるトラブル
がまず最初に挙げられるのかなと思います。
これは、夫婦だけで生活していても所詮他人なので起こり得ることですし
二世帯、三世代住宅だから起こる問題というわけではないと思います。
他人と家族を形成して住んでいくわけなので、多少のいざこざがあっても円滑に生活しようと多少の努力はお互いに必要ですし、
あとは義理の親子の相性というのはものすごく大事で
それは住む前に本当の親子の側の人間が見定めるべきかなと思います。
そもそもの性格や感覚、価値観が合わなければどう暮らしてもお互いに嫌な気になるしトラブルも増えるのではないかと実際に二世帯で生活していると思います。
その他のデメリットとしては
親に生活を観察されやすいこと笑
「最近よく出かけているわね」
「このあいだも旅行に出かけていたのにまた行ったの?」
「よく買い物をするわね」
どちらかというと、私が同居している親は悪気なくこういったことを発する人なので
こういった言葉をする親に言われることに嫌悪感を持つ人は
同居をしてから少し苦労するのかもしれませんね。
我が家ではあまり気にしないで受け流すことが今のところできています笑
こういったようにメリットもデメリットも複数の人間が一緒に住むと色々なことがありますが、こういった時代だからこそ自分の家族に寄り添った家作りをするのはアリだなと思っていて、建ててよかったなと思っています。
少しでも二世帯住宅でのデメリットを減らす工夫とは?

自分以外と誰かと一緒に住むというのは、
たとえ夫婦であってもやはり気を遣うし、メリット・デメリットというのは多少は必ず起こるものですよね。
もし、これから二世帯住宅を建てて義理の親と一緒に住むかもしれない
という人にまずおすすめしたいのは
どういった間取りなら同じ家でも一緒に住んでストレスを感じにくいのか?
を知ることだと思います!
二世帯住宅を建てるとなると、自分一人では決められない部分が多いので、とにかく後から後悔をしないように知識をつけて家づくりを考える
というのはとても大事だと思います。
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